滋賀県大津市の近江神宮では「時の記念日」に合わせて時計を奉納する、漏刻祭が行なわれました。
この漏刻祭は、近江神宮に祀られている天智天皇が約1300年前に、時計の原点である水時計の「漏刻」を作り、日本で初めて時を知らせたという故事にちなんで毎年行なわれています。
10日の時の記念日に行なわれた神事には、時計業界の関係者など約300人が参列しました。
厳かな雰囲気のなか、新作の掛け時計や腕時計など6点が本殿に奉納され、関係者らが時計業界の発展を祈りました。
そのあと本殿前では舞楽の「還城楽」が奉納され、訪れた参拝者らは華やかな舞いに見入っていました。
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