梅の名所として知られる京都の北野天満宮では、正月の縁起物として参拝客に配られる「大福梅」の収穫が始まりました。
1500本の梅が植えられている北野天満宮の境内には、青々とした実をつけた梅の木からほのかに甘い香りが立ち込めています。
収穫には巫女さんや地域の氏子たちなど約10人が参加し、次々と梅の実をもいでかごへ入れていきます。
この梅を樽で塩漬けにした後境内で天日干しにして作る「大福梅」は正月にお湯に入れて飲めば一年間無病息災で過ごせると言われる縁起物で、毎年、年末になるとこの梅を求めて多くの人が参拝します。
今年は寒波の影響で梅の生育が遅く例年より一週間ほど遅い収穫となりましたが、梅の出来は上々だということで、収穫作業はこれから1週間続けられます。
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