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”危険運転適用を”亀岡の暴走事件遺族が21万人分の署名を提出

京都府亀岡市で無免許の少年の車にはねられ10人が死傷した事件で、遺族らは12日、危険運転致死傷罪の適用を求める約21万人分の署名を検察に提出しました。 署名の入った段ボール箱を抱え、京都地方検察庁を訪れた遺族たち。 21万人もの人たちが検察の判断に異を唱え、「危険運転」の適用を求めています。 【妻・幸姫さんを亡くした松村晶史さん】 「単に名前と住所が書いてあるだけではない。皆さんの様々な思いが詰まっている」 今年4月、亀岡市で小学生の列に車が突っ込み10人が死傷した事件。 無免許運転の少年(18)に対し、検察が適用したのは「自動車運転過失致死傷罪」でした。 より最高刑が重い「危険運転致死傷罪」が適用されなかったのは、少年に「一定の運転技能があった」と判断したためとみられます。 家庭裁判所の審判で、少年は今後大人と同じ裁判を受けることが決まりましたが検察は「危険運転」で起訴することに慎重な姿勢を崩していません。 「危険運転」の適用を求め、署名活動を行ってきた遺族たち。 同じように無謀な運転によって家族を亡くした人たちがその輪に加わりました。 13年前、東名高速道路で飲酒運転のトラックに追突され娘2人を亡くした井上郁美さんもその一人です。 【井上郁美さん】 「普通のドライバーならしないような運転をする人たちには厳罰を求めるとずっと訴え続けてきた。市民感覚とはかけはなれた厳しいハードルを警察検察が設けてしまってるんじゃないか」 街頭やインターネットなどを通じて全国から集まった21万人分を超える署名。 遺族らは12日、「無免許の少年は、交通ルールの初歩的な知識さえ欠くため『運転技能はない』と解釈すべき」などとする意見書もあわせて提出しました。 検察官は「思いは受け止める」と話したということです。 【次女・真緒ちゃんを亡くした小谷真樹さん】 「(集まった署名は)一般市民の考えだと、検察庁の方が正直に受け止めてもらって、なんとしても危険運転で起訴していける捜査を。それを願う一心です」 少年が起こした事件は過失か、

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