大阪大学附属病院は15日、10歳未満の女の子への心臓移植手術が終了したと発表しました。
【記者 中継リポート】
大阪大学附属病院では心臓移植が終了し、午後6時から手術に立ち会った医師らが会見を開いています。
手術は無事に進んだということです。
【大阪大学附属病院の会見】
「心臓移植が無事終了しました。心臓の動きは良くて、手術終了時に心拍が自然に再開するような、極めて良好な状態でした」
移植を受けたのは、拡張型心筋症という1万人に1人程度が発症する重い心臓病の10歳未満の女の子で、去年9月に移植の登録をして273日間待機、そして15日の午前11時から手術室に入って準備を進めてきました。
体の小さい子どもの心臓手術は、大人に比べて複雑で難しいということです。
【大阪大学附属病院の会見】
「(女の子の家族は)有難うございましたと話していました。大変安堵した顔はしていたが、家族はまだ(女の子の)顔は見ていない」
女の子は順調にいけば2ヵ月ほどで退院できる見込みだということです。
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