大阪市が公募していた区長の選考結果が21日、発表されました。
市長経験者から関西電力の社員まで、24人の多彩な顔ぶれが揃いました。
【大阪市・橋下徹 市長】
「よく言えば個性豊か、悪く言えばバラバラ。4年間捨て身でやってもらうことを期待している」
大阪24区の区長の公募。
1461人が応募した選考の結果が、21日に発表されました。
去年の大阪市長選で橋下市長と平松前市長の直接対決に割って入ろうとした中川暢三氏も、区長に「合格」しました。
兵庫県加西市長時代は、独断で職員を採用したり市役所業務の外部委託を目指したりと波乱を生んだ、自称「エイリアン」の襲来です。
【中川暢三氏(新・北区長)】
「私の場合民間企業に23年間勤めた。市長を2期やった。大都市の幹部職員になる予定になったわけだが、『天下り』はよくあるが『天上り』は非常に稀。自治体を経営するプロとして、シティマネージャー日本第1号を目指していきたい」
生活保護受給者の数はダントツの日本一、雇用や治安、衛生面など課題山積の西成区。
区長の大役を担うのは、徳島県那賀川町の町長経験者です。
【臣永正廣氏(新・西成区長)】
「課題の多い西成が変われば大阪が変わる、大阪が変われば日本を変えていける。一から組み立てていく現場に携われるのは誇りだし、やりがいがある」
行政経験者ばかりではありません。
橋下市長がたびたび噛み付いてきた関西電力の現役社員もいました。
大阪市の節電や省エネに、経験を生かして貢献するということですが、「原子力発電」について橋下市長と考え方は一致するのでしょうか。
【都倉尚吾氏(新・鶴見区長)】
「『安全第一』それが全てというのは当然一致すると思う。その中でリスクとベネフィット(利益)の話があるわけで、市民生活を考えたら今の(再稼働への)帰結が妥当・リーズナブルだと私は思うし、市長もそのように思っておられるだろう」
此花区には変わり種の区長が誕生します。
今の職場は、地元にあるユニバーサルスタジオ・ジ
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