今年2月、神戸の異人館に放火したとして逮捕された元調理師の男が、事件の前「店を辞めたい」と話していたことがわかりました。
逮捕された高田優容疑者(26)は今年2月、神戸市中央区の異人館「旧グラシアニ邸」を改装したレストランに放火し、全焼させた疑いが持たれています。
「旧グラシアニ邸」は明治時代に建てられ、神戸市の「伝統的建造物」に指定されていました。
高田容疑者は事件当時、このレストランで調理師として働いていましたが、事件の前、周囲に「店を辞めたい」と話していたことが警察の調べでわかりました。
高田容疑者は事件後、一身上の都合を理由に退職しています。
高田容疑者は「私はやっていない」と否認しています。
警察は人間関係に不満を持っていたとみて調べています。
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