大阪・南港と姫路市にある関西電力の火力発電所で、取水口にクラゲが大量発生し、最大90万KW分の出力が低下しています。
現段階では電力の供給に大きな影響はないということです。
関西電力によりますと、大阪市の南港火力発電所2・3号機70万KW分と、兵庫県の姫路第二火力発電所4・5号機20万KW分の、最大計90万KW分の出力が落ちています。
火力発電所は発電タービンを回す際に出る蒸気を冷やすために海水を取り入れていますが、取水口にミズクラゲが大量に発生して水を取り入れられず、発電量を抑えているということです。
関西電力は、来月2日からすべての利用者に15%以上の節電を要請していますが、来月上旬にはクラゲは減るとみられ、現時点では電力の供給に大きな影響はないと話しています。
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