政府は、大飯原発の再稼働の決定をうけ、節電目標を15%から10%に緩和することを決めました。
また関西電力は計画停電の内容を発表しました。
政府は15%以上としていた関西電力管内の節電目標について、7月上旬に3号機がフル稼働した場合10%以上に緩和し、4号機のフル稼働後はさらに緩和することを決めました。
一方、関西電力は、でんき予報が100%を超え、中日本と西日本エリアの電力会社全体で需給が極めて厳しくなった場合、計画停電を実施すると発表しました。
計画では、管内を地域ごとに6つのグループにわけて、平日の午前8時半から午後9時までおよそ2時間ずつ停電させます。
さらに、同じグループが次の実施日に同じ時間帯にならないようにします。
また、グループをさらに8つのサブグループわけて、不足する電力に応じて停電させます。
救急病院、役所、鉄道などは対象外ですが、JR西日本は、信号や踏切が一般家庭の変電所とつながっているため停電する可能性があるということです。
関西電力は来月上旬に利用者にダイレクトメールで所属グループを知らせるほか、ホームページでグループを公開します。
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