青森山田高校の野球部員が上級生から暴行を受けて死亡し、両親が学校側を訴えた裁判で、学校は「暴行を把握していなかった」と主張しました。
去年12月、青森山田高校の野球部の寮で、1年生の部員(当時16)が上級生に暴行を受けてその後、死亡しました。
大阪に住む亡くなった1年生の両親は「学校の管理体制に問題があった」などとして、学校と上級生に慰謝料およそ8700万円を求めて裁判を起こしました。
25日、大阪地裁で開かれた口頭弁論で、学校は「暴行を把握していなかった」と主張しました。
【亡くなった1年生の両親】
「その時何があったか(学校は)ぜひとも調べてほしいし、調べる立場にあると考えている」
青森山田高校は、ことし春の選抜大会への推薦は辞退しましたが、夏の大会の予選には出場するということです。
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