京都の北野天満宮では、厄除けと無病息災を願うための「大茅の輪くぐり」が行なわれています。
北野天満宮では、学問の神様・菅原道真の誕生日の毎年6月25日に、カヤでできた直径5メ-トルもある大茅の輪を門前にかかげています。
これから厳しい暑さを迎えますが、この茅の輪をくぐると病気にかからないと言われていて、カヤを抜き取り家の門に吊るすと厄除けになるとも伝えられています。
また最近は、学問の神様にちなんで「智の輪」とも解釈されるようになり、毎年、多くの受験生が訪れます。
25日の朝はあいにくの雨で、参拝客は例年よりも少ないようでしたが、訪れた人たちは、カヤを抜き取って大事そうに持ち帰っていました。
北野天満宮には25日、13万人の参拝客が訪れるということです。
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