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野球部員の暴行死 学校側が争う姿勢

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青森山田高校の野球部員が上級生に暴行を受けて死亡し、大阪に住む両親が学校を訴えた裁判で、学校側は「日常的な暴行はなかった」などと争う姿勢を見せました。 去年12月、青森山田高校の野球部の寮で、禁止されている焼き肉をしていた大阪出身の1年生の部員(当時16)が、上級生(当時17)に腹を蹴られるなどの暴行を受けて、その後、死亡しました。 上級生は暴行容疑で書類送検され、すでに学校を自主退学しています。 亡くなった1年生の両親は、上級生を傷害致死容疑で告訴したほか、「管理体制に問題があった」などとして、学校と上級生に対して慰謝料約8700万円を求める裁判を起こました。 【亡くなった1年生の父親】 「殴られなければ子どもは亡くならなかった。すぐに通報さえしてくれれば救えることはあったかと思う。その時何があったかを(学校は)ぜひとも調べてほしいし、調べる立場にあると考えている。その学校が何もしてくれないんで…」 25日、大阪地裁で開かれた1回目の口頭弁論で学校側は、「日常的な暴行は把握していない」と争う姿勢を示しました。 また、上級生も「暴行と死亡との因果関係はわからない」と主張しました。 青森山田高校は、事件を受けて春の選抜大会への出場を辞退しましたが、夏の大会の予選には出場を決めていて、両親は「何の連絡もなく、学校は事件をなかったことにしようとしている」と話しています。

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