幻覚などの症状を引き起こす、いわゆる脱法ハーブについて、大阪府の松井知事は25日、条例で国より厳しい規制を定める方針を明らかにしました。
脱法ハーブは、吸引すると大麻と同じように幻覚症状や健康被害などを引き起こしますが、新しい成分が次々と作られ、国の規制が追いついていません。
このため、若者の間で乱用が問題となっていて、脱法ハーブを吸って繁華街などを車で暴走し、通行人にけがをさせる事件も起きています。
こうした中、大阪府の松井知事は、国が指定していない薬物についても、東京都が独自の調査を元に規制できる条例を制定したことにならって、大阪府でも同じ様な条例を制定すると表明しました。
【松井一郎・大阪府 知事】
「東京でアカンもんは大阪でもアカンわけですから。丸のみさせてもらいますよ、東京都の。全然問題ないですから」
条例案は9月議会に提案される予定です。
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