姫路セントラルパークで、国内で初めて絶滅危惧種に指定されているヤギの一種「マーコール」の人工授精に成功し、赤ちゃんが誕生しました。
先週金曜日に誕生したばかりのマーコールの赤ちゃん。
元気いっぱいのオスで、「ペジロー」と名付けられました。
マーコールは、カザフスタンなどの山岳部に生息するヤギの一種で、乱獲などによって生息数が激減していて、絶滅危惧種に指定されています。
日本では、5つの施設で60頭ほどが飼育されていて、姫路セントラルパークが今回初めて、神戸大学と共同で人工授精に成功しました。
【姫路セントラルパーク・奥田和男サファリパーク園長】
「一つ一つ課題をクリアしていきながら多くの野生動物のデータを蓄積しながら、繁殖、さらに絶滅の危機を回避することを進めていきたい」
マーコールは暑さに弱いため、赤ちゃんの一般公開は、秋頃の予定だということです。
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