大阪市の橋下市長は、28日の政治資金パーティーで「日本を導く自信がある」と述べ、次の総選挙で「大阪維新の会」の候補者を全国に擁立する決意を示しました。
支援者の大きな拍手に迎えられ、満面の笑みで壇上に上がった橋下市長。
【大阪市・橋下徹 市長】
「大阪の動きを日本全国に広げましょうよ!必ずやこの日本を新しい方向性に導いていける自信はあります」
橋下市長はこのように述べ、次の衆議院選挙で自らが代表をつとめる「大阪維新の会」の候補者を全国に擁立し、国政に進出する考えを明らかにしました。
【橋下市長(今月8日)】
(Q都構想について今国会で成立したら国政の進出はない?)
「僕は積極的にやる必要はないんじゃないかと。元々それを目標に掲げてやってきたので」
これまで、「大阪都構想に既存の政党が協力するなら国政には進出しない」と慎重な姿勢をみせていた橋下市長。
28日、民主・自民など与野党5党が都構想実現に向けた法案に大筋で合意したまさにその夜、国政進出への決意を示したのです。
橋下市長は次の総選挙で「消費税の地方税化」と「地方交付税の廃止」を争点に掲げるとしています。
【橋下市長】
「この国を変えるラストチャンス、棺おけに入る前に、どうか維新の会と力をあわせて日本を変えていきましょう」
維新の会では、すでに国政選挙の候補者を養成する政治塾を開いていて、今後は現職の国会議員も含め、候補者を公募する考えです。
↧