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「風疹」 関西に猛威ふるう

関西を中心に「風疹」の患者が急増しています。 年間の患者数が、今年はわずか半年で過去最多の去年を超えました。 国立感染症研究所によりますと、今年これまでに報告された風疹の患者数は全国で393人で、最も多かった去年の374人をわずか半年で上回りました。 都道府県別でみると、兵庫県が121人と最も多く、次いで大阪府が102人と、関西の患者数が突出しています。 その理由はわかっていないということです。 【上本町わたなべクリニック・渡邊章範 院長】 「昔ながらの病気というのは、やはりかかると症状も重いですし、大人が(風疹に)なれば、子供のように1週間を休めば治るものではなく、かなり重症化する恐れがある」 特に先月から今月にかけては3週連続で患者数が急増していて、感染するのは子どもの時にワクチンを接種していなかった20~40歳代の男性が8割近くを占めています。 妊娠中の女性が風疹に感染すると胎児に先天性の疾患を引き起こす恐れがあり、関係機関は、配偶者や子どもへのワクチン接種を呼びかけています。

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