「茶のしずく石鹸」が原因で小麦アレルギーを発症したとして兵庫県内の女性ら39人が販売会社などに損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こしました。
訴えを起こしたのは茶のしずく石鹸によって小麦アレルギーを発症した兵庫県内の10代~60代の女性39人です。化粧品販売会社・悠香が発売した「茶のしずく石鹸」の使用者には、湿疹やかぶれ、呼吸困難など小麦アレルギーの症状が相次ぎ、悠香は去年、自主回収に踏み切りました。
原告たちは「欠陥のある石鹸を消費者に使用させたのは製造物責任法に違反する」として販売元の悠香など3社を相手どり、合わせて5億500万円の損害賠償求めています。
茶のしずく石鹸を巡っては全国各地で裁判が始まっていて、会社側は全面的に争う姿勢を示しています。
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