関西電力管内で2日から節電の夏が始まりました。
節電目標はおととしに比べて15%以上です。
2日朝、大阪市内では、関西電力の副社長らが節電の協力を求めるチラシを配りました。
関西電力管内では2日から9月7日までの平日、おととしに比べて15パーセント以上の節電が求められています。
大飯原発3号機が今月8日にフル出力になれば、節電目標は10%以上に緩和されます。
節電ムード一色の街では食い倒れ太郎が太鼓の演奏をストップ。
さらにあのカニも動くのをやめて節電に協力です。
【街の人】
「カニが動いている姿が見たかった」
「クーラーとかはつけないようにしている」
「使っていないものは朝にコンセントを抜いてくる。寝る前に抜くとかしている」
南海電鉄では節電対策としてラッシュの時間を除いて、一部の電車の車両数を減らしました。
【乗客】
「この時間は混んでないから問題ないです」
「間引きされるより車両数を減らす方がいい」
【吉國ぴあ記者リポート】
「JRでは省エネタイプの新型車両を大量に導入して節電しています」
JR西日本は運転方法も一工夫。
加速をできるだけしないで、惰行時間を長くする省エネ運転に取り組んでいます。
【JR西日本・高谷雅宏さん】
「もともとは運転技能の向上でやってきた。このご時世ですので、それを通じて節電にも貢献できれば」
間引き運転は今のところ行っていませんが、JR西日本は電力の需給がひっ迫した場合、日中の東海道・山陽線の新快速の本数を半分にする予定です。
他の鉄道会社でも間引き運転や運転区間の短縮を検討しています。
奈良県庁では職員の勤務時間を30分早めるサマータイムを始めました。
【職員】
「生活のリズムが整うかなと」
「子どもがいるので、保育園の送り迎えがあるので、すごく大変です」
さらに、今月21日からは都道府県では初めて閉庁日を土曜日から月曜日に変更。
電力消費の多い平日を休みにすることで節電効果を狙います。
【奈良県・荒井正吾知事】
「土日休むようにな
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