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大阪市 公募区長はどんな人?橋下市長が”課題”も

大阪市が公募した24区の区長が2日、初めて顔を揃えました。 橋下市長は大阪都構想の実現に向け、さっそく課題を出しました。 橋下市長の目玉政策である「区長の公募」。 1461人の中から選ばれた多彩な顔ぶれが、一同に会しました。 【橋下市長】 「24区を24色に輝かせることが、これからの新しい大都市の在り方。今日をもって24区は競争に入ります。競争です。区民のために、市民のために競争してください」 新しい区長には予算編成などの大きな権限が与えられ、それぞれの特徴を打ち出した区政運営が求められます。 また、橋下市長は大阪都構想の実現に向け、「24区の再編」を見据えた課題を出しました。 【橋下市長】 「24区は政令市では多すぎる。非常に非効率。早くブロック化してほしい。ブロックの数はこちらからは言いません」 区長の中でひときわ注目を集めているのは最年少の水谷翔太さん(27)。 放送局での記者を経て27歳で天王寺区長となります。 【報道陣に囲まれる水谷翔太さん】 「わたしも先月まで記者の立場だったので、緊張します」 「私が若いということで不安を抱いている人もいると思うけど、そうした不安は謙虚に受け止めて、民意をひとつひとつ慎重に集約して、街づくりを追求していきたい」 城東区長は、中小企業の女性社長です。 【城東区長に決まった細井敦子さん(51)】 「まず第一は経済活性化。女性が働きながら子どもを産めて、なおかつ育てることができる環境をつくりたい」 西成区長は、徳島県で町長を経験した臣永正廣さん(58)。 2日、合格してから初めて区役所を訪れました。 【前の区長と引継ぎをする臣永正廣さん】 「何か邪魔しにきたみたいで申し訳ない」 住民の4人に1人が生活保護を受給するなど、大阪が抱える問題を象徴している西成区。 これから1カ月をかけて引き継ぎが行われます。 【臣永正廣さん】 「プレッシャーもかかります。でもここで成功事例が一つつくれれば、他の区でも実現できるし、大阪を変えて行ける」

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