祇園祭のクライマックスを飾る山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われました。
2日、京都市役所に紋付羽織袴姿の山鉾町の代表が集まり「くじ取り式」が行われました。
「くじ取り式」は山鉾巡行の先陣争いを避けるため室町時代に始まったもので、500年以上の伝統があります。
32基ある山と鉾のうち、先頭の長刀鉾など8基は慣例で順番が決まっている「くじ取らず」のため、残る24基が順番にくじをひいていきました。
参加者らがくじの行方を見守る中、長刀鉾に続くことしの山一番を引き当てたのは「郭巨山」でした。
山鉾巡行は7月17日に行なわれます。
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