アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の飛行訓練が上空で計画されている徳島県が9日、防衛省に対し訓練の反対を訴えました。
防衛省の職員は9日、徳島県庁を訪れ、新型輸送機「オスプレイ」について説明を行いました。
「オスプレイ」は沖縄県の普天間基地に配備される予定ですが、ことし4月にモロッコで、先月13日にもアメリカで墜落していて、安全性が不安視されています。
防衛省はアメリカ軍が徳島県上空で飛行訓練することに理解を求めましたが、徳島県は「事故原因をきちんと分析すべきだ」と主張しました。
【徳島県・飯泉嘉門 知事】
「墜落したエリアの住民は生命の危機。危険性の高いものは配備も訓練も中止してほしい」
飯泉知事は政府に対し「安全が確立されるまでは計画を留保するようにアメリカにいうべきだ」と話しています。
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