建物が放火され全焼する被害があった神戸の異人館で9日、防犯対策としてカメラとセンサーライトが取り付けられました。
国の重要文化財に指定されている神戸市中央区の異人館「風見鶏の館」では9日、入口や裏手などに、カメラとセンサーライトが設置されました。
今年2月「旧グラシアニ邸」を改装したレストランが放火されて全焼し、警察や消防は、付近にある建物にも防犯対策を取るよう呼びかけていました。
これを受け神戸市は、市が所有する「風見鶏の館」と「ラインの館」の2軒にカメラなどを設置することにしました。
【風見鶏の館・藤光忠男 館長】
「100%安心というわけではないが、毎日安心してきてもらえると思う」
この付近では歩きタバコをする人も多いということで、異人館では注意を呼びかけています。
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