滋賀県大津市で、いじめを受けた男子生徒が自殺した問題で、平野文部科学大臣は、状況によっては文部科学省が直接、大津市教育委員会の調査を行う方針を明らかにしました。
大津市で去年10月、いじめを受けた中学2年生の男子生徒が飛び降り自殺をした問題で、越大津市長は「市の教育委員会の調査が不十分だった」として、再調査する方針を示しています。
平野文部科学大臣は10日、大津市の調査の進展次第では、文部科学省が直接調査を行う可能性を示しました。
【平野博文・文部科学大臣】
「命をなくしている。教育委員会や学校が適切に対処したのかこういうチェックは文部科学省がしっかりしないといけない」
また、滋賀県の教育委員会は、11日、大津市も含む市と町の教育委員会と合同で、いじめ問題の対策を話し合います。
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