滋賀県大津市でいじめを受けていた中学生の遺族が起こした裁判で、被告の大津市がいじめと自殺の因果関係を認める方向で調整していることが分かりました。
去年10月に自殺した中学2年の男子生徒(当時13)がいじめを受けていた事件では、遺族が市と加害生徒らを相手に損害賠償を求める裁判を起こしています。
市はこれまで「いじめと自殺の因果関係は分からない」と主張していましたが次の口頭弁論で因果関係を認める方向で調整していることが弁護士への取材で分かりました。
今後は外部委員会の調査で事実を解明した上で遺族に和解の意向を伝えるということです。
次の口頭弁論は今月17日に行われます。
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