滋賀県大津市で自殺した男子中学生がいじめを受けていた事件で、自殺の6日前にいじめの目撃情報があり、複数の教師で対応を協議していたことが分かりました。
自殺した中学2年の男子生徒について大津市教育委員会は、自殺後のアンケート調査でいじめが判明したと説明していました。
しかし自殺の6日前には、男子生徒が同級生に暴行されているのを他の生徒が目撃し、「いじめられている」と担任に訴えていたことが分かりました。
その後、複数の教師で対応を協議したということです。
【中学校の校長】
「現象自身はけんかという現象であって、いじめに発展する可能性があることを捨てきれないということで、見ていくと(話をした)」
協議では男子生徒たちの関係に注意していくことを確認したものの、具体的な対策はとっていませんでした。
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