滋賀県大津市で、自殺した中学2年の男子生徒がいじめを受けていた事件で、男子生徒が自殺する前、自分の貯金や親戚のお金から40万円余りを工面していたことが分かりました。
大津市で去年10月に自殺した男子生徒がいじめを受けていた事件では、警察が市の教育委員会などの捜索を行う異例の事態となっています。
男子生徒は自殺する3ヵ月前から、自分の貯金を引き出したり親戚の財布から金を抜き取ったりして合わせて40万円余りを工面していたことが分かりました。
また、教育委員会が行ったアンケート調査では加害生徒から男子生徒に対して金銭の要求があったとの回答が15件ありました。
警察は、加害生徒による恐喝や強盗があった疑いもあるとみて、関係者から事情を聴いています。
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