大阪府四條畷市の国道で無人の大型トラックが突然動き出し、下り坂を約1.2km暴走して、乗用車やガードレールに衝突しました。
ガードレールにめり込み、大破した13tの大型トラック。
無人の状態で約1.2kmも走り、事故を起こしました。
17日午前8時半過ぎ、四條畷市の国道163号線で、67歳の男性運転手が用を足すためトラックを停めて運転席から離れたところ、トラックがゆっくりと動き出しました。
現場はゆるやかなカーブの下り坂で、加速したトラックは中央分離帯やガードレールに衝突を繰り返し、約900mを走ります。
【記者リポート】
「無人で走り出した暴走トラックは、ここで乗用車に衝突します。そして乗用車を巻き込んだまま、300m先でガードレールに衝突して止まります」
この事故で、ぶつけられた乗用車の運転手の男性(46)が、指の骨を折る大けがをしました。
警察は自動車運転過失致傷の疑いで、運転手の柏木孝容疑者(67)を逮捕しました。
調べに対して柏木容疑者は「サイドブレーキをかけたが甘かった。追いかけたが追いつかなかった」と話しているということです。
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