大阪管区気象台は17日、「近畿地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
京都で最高気温が35度を超える猛暑日となるなど、各地で文字通り夏本番を迎えました。
クライマックスの山鉾巡行を迎えた祇園祭。
沿道に詰めかけた16万人の熱気が、最高気温36.4度と、近畿で最も暑い一日となった京都をさらにアツくさせます。
大阪管区気象台は17日、例年より4日早い近畿地方の梅雨明けを発表しました。
鴨川では、普段は河川敷に座る人たちが橋の下に…。
【橋の下にいた人】
「彼女と涼もうと思って。橋の下じゃないと無理です。橋の下じゃない人はすごい」
【河川敷にいた人】
「ニュージーランドから来ました。こんな日差しは大好き」
兵庫県姫路市の市立動物園では、照りつける日差しに動物たちもなんだかグッタリした様子。
あまりの暑さにゾウも水浴びです。
今年の梅雨は、季節外れの台風の影響もあり、近畿の中部や南部では、例年の1.5倍から2倍の雨が降りました。
これからは去年に引き続き本格的な『節電の夏』に突入しますが、街の人たちは…。
【街の人】
「めっちゃ暑い。溶けそうアイスクリームみたいに溶けてる」
「この暑さがまだ何か月も続くかと思うとちょっと…」
大阪市営地下鉄では、節電で温度が上がった構内に「鹿(しし)おどし」が設置されました。
駅に漏れ出した地下水が利用されています。
【鶴見緑地で水遊びする女性】
「家に帰ってエアコン入れるのあれやから、外で遊んでる。楽しまないと損。夏やし」
気象台によると、近畿各地ではこれから週末にかけて厳しい暑さが続くとみられます。
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