大阪市交通局は17日、運転中にタバコを吸っていた地下鉄の運転士を、1年間の停職処分にしました。
免職に次ぐ重い処分です。
処分を受けたのは、大阪市営地下鉄の41歳の男性運転士です。
交通局によりますと、運転士は先月20日、回送列車を運転中に、信号待ちをする間、運転席でたばこを1本吸ったということです。
大阪市では、ことし4月に、地下鉄の駅で喫煙して火災報知器を作動させた助役が、3ヵ月の停職処分を受けたばかりで、橋下市長はこの運転士にも可能な限り重い処分を行うよう指示していました。
【大阪市・橋下徹 市長】
「服務規律を厳格化しようという流れでの喫煙だから。大阪市のいろんな処分はこれまで甘かったんだと思う」
勤務中の喫煙を理由に、期間の上限にあたる「1年間」の停職処分にするのは極めて異例です。
また交通局は、監督責任者の5人に対して、戒告などの処分を行いました。
↧