震災がれきを焼却した後の焼却灰の埋め立てについて、大阪湾の尼崎沖と泉大津沖の2つの処分場で受け入れを進める方針が決まりました。
この方針は大阪湾の海面処分場「フェニックス」を運営するセンターの理事会で決まりました。
20日の理事会では尼崎沖と泉大津沖は、これまでの埋め立てで陸地となっている部分が多く、海への影響がほとんどないと判断されました。
関西地区の焼却灰の最終処分地で受け入れが決まっているのは、大阪市が単独で所有する北港処分地だけで、関西広域連合はフェニックスに対して、受け入れを求めていました。
今後、環境省による調査や地元の同意を得て最終判断されますが、兵庫県尼崎市はフェニックスに「市民説明会などの結果を踏まえた丁寧な手続きを行うこと」を求めています。
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