様々な理由で職につくことができない、いわゆる「ニート状態」の若者が語り合うイベントが23日、大阪で開かれました。
「大阪ニート100人会議」と名づけられたこのイベントは、「ニート状態」の若者たちが語り合うことで新たな就労のあり方を探ろうと企画されました。
参加者は、働きづらさを感じて仕事を辞めた経験や、再び職につく難しさについて意見を交わしました。
【参加者】
「ストレスフルな仕事場に以前いて、無理して仕事をしたことでうつ状態になった」
「僕がニートになったのも引きこもりになったのも、履歴書のブランクをなんて説明したらいいか分からないから。自分のことをうまく説明できないから社会に出られない」
全国で60万人、大阪だけで5万人いるといわれる「ニート状態」の人たち。
会場からは、企業側が一様にコミュニケーション能力を求めることに疑問を投げかける声も上がっていました。
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