神戸税関では、海外からの貨物や旅行客が増える年末を前に違法薬物や拳銃などの取り締まりを強化する特別警戒が始まりました。
15日朝、神戸税関で行われた出陣式では税関長がおよそ60人の職員を前に訓示を述べました。
海外からの貨物や旅行客が多くなる年末は、違法薬物や拳銃の密輸の増加が懸念されるため、神戸税関では毎年この時期に取り締まりを強化しています。
ここ数年、覚醒剤の摘発は年間100件を超えていて、特に地方の空港や港から密輸されるケースが多いということです。
15日は麻薬探知犬が神戸港に送られてきた輸入貨物を検査していきました。
【神戸税関・田中万平税関長】「この時期に徹底的に密輸を取り締まるというのは私たちに与えられた使命です」
年末特別警戒は今月22日まで行われます。
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