奈良県桜井市で中学2年の女子生徒が複数の同級生などから蹴られてケガをした事件で、加害生徒たちがこの女子生徒の両親と面会しました。
桜井市の市立中学校2年の女子生徒の腰などを蹴ってケガをさせたとされる同級生など6人は29日、女子生徒の両親と会い謝罪の言葉を述べたということです。
しかし、継続的な「いじめ」について認識のズレがあり、十分な謝罪にはなりませんでした。
【中学校の校長】
「(被害生徒の両親は)反省を深くしているという風には受け取られなかった部分もあると思います」
両親はこの一件だけでなく、去年からいじめが行われていたことについても確認しようとしましたが、加害生徒側は「事実と違う」などと話したということです。
学校側はこの食い違いについて、今後加害生徒らに直接確認して対応するとしています。
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