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”つまものの町”が舞台の映画が完成!

徳島県上勝町のお年寄りたちが取り組む「つまものビジネス」をテーマに、実際に町の人たちも出演した映画が完成し、町で試写会が開かれました。 町の公民館に続々と集まって来るお年寄りたち。 いよいよ、待ちに待った日がやって来たのです。 【お年寄り】 「もう待って待ってこの日よ」 「長かった。この短い首を長うにして…」 「こんなこと初めてですね。わくわくでね」 【監督】 「よーい、スタート!」 半年以上にわたり町で撮影が行われた映画『人生、いろどり』。 この映画は、お年寄りたちが過疎化に悩む上勝町を「つまものビジネス」で蘇らせる実話をもとにした物語で、町の人たちも大勢出演しています。 人口の半分が高齢者の上勝町では、お年寄りたちが葉っぱや枝を栽培し、料理の「つまもの」として出荷するビジネスに25年前から取り組んできました。 このビジネスは「いろどり」と名付けられ、今や年商2億円にまで成長したのです。 町の外にある映画館までは車で1時間以上…。 なかなか映画館まで行けないお年寄りたちのために、今回特別に、町の公民館で完成試写会が開かれました。 座席には、当初から「いろどり」を支えてきた人たちの遺影も…。 どん底にあった町で、女性が中心となって葉っぱを売ろうと決めた上勝町。 吉行和子さんが、藤竜也さん演じる夫に最初は反対されながらも「いろどり」を始め、女性どうしの友情や夫婦の愛情でビジネスを軌道に乗せ、町を再生させていきます。 町民たちにとっては、自分たちの人生が詰まった映画です。 【町民】 「素晴らしい。夢のようです」 「上等です。上勝の誇りをね、みんなにナニ出来てよかったです」 「この上勝の映画を見てな、みんなが力をもらってほしいと思う。そしてこの上勝へ一度足を運んでもらって、このおばちゃんたちの元気な姿を見てほしいと思います」 上映後、この試写会のために、主演の2人も駆けつけました。 【吉行和子さん】 「年齢と関係なく、この映画を見た人はまだまだ自分の人生がやることがあ

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