福井県にある関西電力の大飯原発2号機が、定期検査に入るため16日停止し、関電管内で稼動中の原子炉は残り1基になります。
大飯原発2号機は、法定の期限を迎えて16日午後に運転を停止し、定期検査に入ります。
定期検査は13ヶ月に1度行うよう定められたもので、検査後の再稼動は、東京電力福島第一原発事故以降、認められた例がまだありません。
今月18日に定期検査に入る美浜原発2号機は、配管から冷却水が漏れるトラブルのためすでに停止しています。
そのため、関電管内の原発で稼動しているのは来年2月に定期検査に入る予定の高浜原発3号機だけになります。
関電はこの冬、電力が最大9.5%不足するとして「10%以上」の節電を今月19日から要請することにしています。
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