今月14日の大雨で大きな被害が出た京都府宇治市では、18日の雷雨で再び多くの住宅が浸水し、復旧作業が長引いています。
宇治市五ヶ庄地区では19日朝から住人たちが土砂を取り除く作業などに追われています。
14日の大雨で被害が出た五ヶ庄地区では18日の雷雨で再び弥陀次郎川の水が住宅地に流れ込みました。
水が流れ出たのは14日に決壊し土嚢による応急措置がとられていた堤防でした。
復旧作業の最中、再び起きた水害に住民達は困惑しています。
【住宅が浸水した人】
「(避難先から)けさ来てみるとまた泥がたまっていた、せっかく土のうを積んでいるのになんでまたこう来るのかなと思うと、あの土嚢は何の意味があったんやろうと思って」
宇治市は18日の浸水を受け鉄板を打ち込んで決壊部分を塞ぐ工事を始めましたが、完了までに数日かかる見通しで、本格的な復旧工事のめどは立っていません。
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