「拘束型心筋症」という難病を持つ5歳の男の子が海外で心臓移植を受けられるよう、両親らが3日から街頭での募金活動を始めました。
募金活動は京都の四条河原町で行われ、通りかかった人たちが両親の呼びかけに応えていました。
永田大輝くん(5)はおととし、「拘束型心筋症」という難病の診断を受けました。
拘束型心筋症は有効な治療法がまだ見つかっておらず、助かる道は心臓移植しかありません。
臓器移植法が改正され、小さな子どもへの心臓移植も可能となりましたが、国内での例は少なく、大輝くんは海外で手術を受けることになりました。
しかし、費用の1億4000万円を工面するのは難しく、両親らが募金を呼びかけています。
【大輝くんの母・真裕美さん】
「元気になってお友達と遊びたい、幼稚園に行きたいと(大輝くんは)願っていると感じます。大輝の命を心臓移植でつなげて、この子の未来を与えてやりたいと強く願っています」
活動は今後も続けられ、両親はインターネットの専用ページでも募金を呼びかけています。
「ひろきくんを救う会」
http://hiroki-sukuu.com
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