東日本大震災で被災し、関西で避難生活を送る被災者に冬物の衣類を無料で配るイベントが大阪市内で開かれました。
次々と持ち込まれた厚手のコートやセーター。
冬物の衣類を持ち出せないまま関西への避難を余儀なくされた被災者たちのために、関西の人が持ち寄りました。
【衣類を持ってきた人】
「また寒い季節に戻ってしまったんだな。ちょっとでも(いろんな人の思いが)伝わって、次の1日に進める一歩になればと思います」
会場には宮城や福島などから関西に避難している被災者が約300人集まり、並べられた冬物の衣類を次々と手に取っていきました。
【宮城県から避難してきた人】
「裸のまんま逃げただけ。何もないから貰って帰ろうかと。ありがたいです。お世話さまです」
23日のイベントでは、東北地方の名物「芋煮」も振る舞われ、被災者たちは故郷の味を懐かしんでいました。
↧