京都府亀岡市で無免許の少年が運転する車にはねられ、10人が死傷した事件から半年となる23日、遺族が事件現場を訪れました。
【妹を亡くした中江龍生さん】
「半年は長いようで短かった。事故当時の気持ちは何も変わらない」
事件現場では遺族が亡くなった家族が倒れていた場所に花を手向け、手を合わせました。
今年4月、京都府亀岡市で無免許の少年が運転する車が集団登校の列に突っ込み10人が死傷した事件では、少年に危険運転致死傷罪が適用されず過失として裁判が進んでいます。
【長女を亡くした中江美則さん】
「月日が流れるたびに悔しさ、憎しみ何もかも変わらない、悪化するばっかりで。裁判は進んでいる。だけど僕らはゼロからのスタート」
遺族は、無免許運転の厳罰化を求め、法改正へ向けての活動を続けています。
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