敷地内が全面禁煙の大阪府立高校で、教職員7人が勤務中に敷地の外に出てたばこを吸っていたとして、教育委員会は給与の一部を返納させることを決めました。
教育委員会によりますと、ことし7月、大阪府のホームページに「高校の職員が勤務中に喫煙している」と匿名で通報がありました。
教育委員会が調べたところ、ある府立高校の20歳代~60歳代の男性教職員7人が、勤務時間中、たばこを吸うために敷地の外に出ていたことを認めました。
教育委員会は7人を訓告処分とし、職場を離れていた間の給与を返納させる方針です。
【大阪府・松井一郎 知事】
「たばこを吸える場所で、ルールにのっとって、たばこは吸うべきものだ」
府立高校は橋下前知事時代の2008年に、敷地内が禁煙になりました。
今回の処分では、4年分の返納額が50万円を超える教員もいるということです。
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