堺市内で、のぼりを燃やした器物損壊の疑いで、大阪市内に住む無職の女が逮捕されました。
逮捕の決め手となったのは、犯行の瞬間を捉えた防犯カメラの映像でした。
のぼりに火をつける女。
女は、一度振り返った後、その場から立ち去りました。
これは29日午前2時20分ごろ、堺市北区東浅香山町の歩道で女がのぼりを燃やす瞬間をとらえた防犯カメラの映像です。
この防犯カメラの映像をニュースで見た男性から警察に情報が寄せられ、警察は、30日朝から、大阪市住吉区に住む52歳の女から事情を聴いていました。
そして、女が犯行を認めたため、さきほど器物損壊の疑いで逮捕しました。
逮捕された小泉智子容疑者(52)は、調べに対し、「寂しさと孤独が胸の中で一杯になって、気持ちをスッとさせるために火をつけた」と話しています。
29日、堺市ではおよそ1.5キロメートルの範囲で看板や自転車の前かごが燃える不審火が他にも4件発生しています。
調べに対し小泉容疑者は、数件火をつけたことをほのめかしていて、警察は余罪を追及しています。
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