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11年前の郵便局強盗事件 証拠品から服役した男性とは”別人のDNA”検出

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強盗事件の犯人とされ服役したナイジェリア人の男性が、再審請求をしている問題で、弁護団は、証拠品から全く別人のDNAが検出されたことを明らかにしました。 【Aさんの弁護人】 「無罪を決定づける有力なものだと思っております」 姫路市で会見した弁護団はあるナイジェリア人男性の無実を訴えています。 11年前、姫路市で2人組の男が郵便局に押し入り現金2300万円が奪われた強盗事件。 事件翌日に警察が逮捕したのが、ナイジェリア人のAさん(現在36)でした。 しかし…。 【ナイジェリア人Aさん】 「判決出る前、私は絶対無実で釈放になると私は思った、でも判決でたらびっくりした、驚いた、そして怒った」 Aさんは有罪判決を受け6年間服役しましたが、一貫して「事件とは一切関係がない」と訴え続けています。 そして、この事件には不可解な点が数多く存在しているのです。 ○「消えた映像」 郵便局に設置されていた防犯カメラの映像。 犯人が目出し帽を取り素顔があらわになるその瞬間、なぜか顔が見えるはずの部分だけがが「砂嵐」に。 ○「検出されないDNA」 犯行に使われたとされる雨合羽や軍手など証拠品がこれほどあるにも関わらず、そこからAさんの毛髪や指紋、DNAは一切検出されなかったというのです。 そして、一緒に逮捕され犯行を認めた男性も、「別の男と強盗に入った」と証言しますが、警察・検察が判断を変えることはなく、Aさんに実刑判決が言い渡されたのです。 【Aさん】 「無実ですから、解決しなかったら納得できない」 Aさんの弁護団は現場に残された犯人の目出し帽について検察側が行ったとするDNA鑑定の結果を証拠開示するよう求めたのです。 しかし、検察側は開示を拒否。 このため、弁護団が独自に目出し帽のDNA鑑定を実施しその結果が出たのです。 【弁護団】 「(Aさんの)血液のDNAと緑色の目だし帽から採取されたDNAが一致しないとされています、第三者の人物が緑色の帽子をかぶっていたという公算が極めて強い」 弁

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