京都大学附属病院で手術後に誤った処置を受け男性が死亡した事故で、警察は、業務上過失致死の疑いで手術を担当した医師ら3人を書類送検する方針を固めました。
京大病院では去年11月、脳死肝移植手術を受けた当時51歳の男性が、手術後に人工透析の処置を受けた際、必要な器具を間違えて装着されました。
男性は処置の後、血圧が急変して翌日にショック死しましたが、病院側は男性が死亡するまでこのミスに気がついていませんでした。
警察によりますとこの日の当直だった看護師(35)が透析の器具を誤って用意し、男性医師(37)がそれを確認せずに女性医師(37)に装着させたとみられるということです。
3人はミスを認めていて、警察は来週にも業務上過失致死の疑いで書類送検する方針です。
↧