直木賞作家で、テレビ番組の司会者としても人気を集めた藤本義一さんが、３０日夜、７９歳で肺炎のため亡くなりました。
藤本義一さんは、西宮市内の病院で肺炎のため息をひきとりました。
藤本さんは、大阪の人情話などを軽快なタッチで描く作風で知られ、１９７４年には直木賞を受賞しました。
一方では、深夜番組「１１ＰＭ」の司会役を２５年間にわたって務め、ユーモアあふれる話術で人気を誇りました。
また、阪神淡路大震災で被災した子供たちを支えるためのケアハウスを作るなど、社会貢献でも知られていました。
藤本さんの通夜は１１月１日、葬儀は２日にいずれも西宮市内の斎場で営まれます。
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