徳島県阿南市では春の味覚をひと足早く楽しんでもらおうとタケノコの早掘りが行われています。
広大な竹林が広がる阿南市は、およそ600戸の農家がタケノコの出荷を行う県内有数の名産地として知られています。
この時期のタケノコは土の中にあるため、地面のわずかな盛り上がりがタケノコを見つけ出すポイントになっています。
農家の人はクワを使ってまわりの土を取り除き、タケノコを傷つけないよう慎重に掘り出していきました。
ことしは雨が多く秋の気温が高かったため例年より収穫量は多く重さ200グラムほどの小ぶりのものが中心だということです。
タケノコの本格的なシーズンは3月中旬に始まるため、この時期に採れるタケノコは重宝されおせち用などとして京阪神方面へ出荷されます。
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