今年9月、大阪市内で逃走中の車で信号無視をしてパトカーに衝突し、歩行者など5人に重軽傷を負わせたなどとされる無職の男の裁判が始まり、男は起訴事実を認めました。
危険運転致傷などの罪に問われているのは住所不定・無職の中谷政仁被告(44)です。
起訴状によりますと中谷被告は今年9月、大阪市中央区で無免許で車を運転し、警察から逃げるために信号を無視して交差点に入り、パトカーと衝突して歩道に乗り上げ、歩行者など5人に重軽傷を負わせたなどとされます。
5日の初公判で中谷被告は「間違いありません」と起訴事実を認めました。
検察側は冒頭陳述で「中谷被告は覚醒剤の使用で警察から指名手配を受けていて、逃げるために信号無視をして危険な速度で交差点に入った」と指摘しました。
↧