大阪府吹田市が市役所の工事を井上哲也市長の後援企業に随意契約で発注した問題で、関連会社から給与を得ていた秘書が解雇されていたことが分かりました。
井上市長の私設秘書は、吹田市から入札をせずに単独の随意契約で工事を受注していた井上市長の後援企業の関連会社の役員になり、年間120万円の報酬を受けていました。
また、この会社で非常勤だったにも関わらず、常駐の義務がある「専任技術者」として大阪府に嘘の届け出をしていました。
井上市長は11月2日付けでこの秘書を解雇しました。
【井上哲也市長】「彼(元秘書)がそれで自ら動いて何か(便宜を)働いたということはないが、事務所としてケジメをつけた」
解雇を受け、元秘書は関連会社も退職したということですが、
大阪府は建設業法違反の疑いもあるとして勤務実態を調べています。
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