兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、橋本次郎さんの遺体をドラム缶に入れて捨てたとして角田美代子容疑者と、共犯者7人が逮捕されました。
この7人のうち、数人が「遺体を数日間倉庫に放置したが、臭いがきつくなったのでコンクリート詰めにした」と話していることが分かりました。
死体遺棄の疑いで逮捕された8人のうち、角田美代子容疑者のいとこの李正則容疑者(38)、義理の妹の三枝子容疑者(59)、そして息子の妻の瑠衣容疑者(27)の3人は、9日午前、神戸地方検察庁に身柄を送られました。
李容疑者らは美代子容疑者と共謀し同居していた橋本次郎さん(当時53)の遺体を尼崎市内の倉庫でドラム缶にコンクリート詰めにし、去年11月上旬に岡山県備前市の海に捨てた疑いが持たれています。
その後の調べで、美代子容疑者の共犯とされる複数の容疑者が「橋本さんの遺体を数日間、倉庫に放置した。臭いがきつくなったのでコンクリート詰めにした」と話していることが新たに分かりました。
橋本さんが死亡した際、美代子容疑者は「なんとかせえ」と遺体の処理を指示したことが分かっています。
警察は、美代子容疑者の指示を受け、李容疑者が中心となって最終的に岡山県の海に捨てたとみて、8人のそれぞれの役割について調べる方針です。
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