阪神・淡路大震災からの復興を願う、神戸の「希望の灯り」が、岩手県大槌町にも灯されることになりました。
「希望の灯り」は、阪神・淡路大震災からの復興を願って、全国から種火を集めて灯されたもので、犠牲者の遺族や被災者が大切に守り続けています。
この灯りが、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町にも灯されることになり、9日、分灯が行われました。
大槌町の人は、「『希望の灯り』が、震災を通して生まれた人のつながりのシンボルになってほしい」と話しています。
【阪神・淡路大震災で息子を亡くした白木利周さん】
「今皆さんが一番不安に思ってらっしゃるところじゃないですか。先が見えない中で、再興に向けてみんなで力を合わせていきましょうと」
「希望の灯り」が東北の被災地に灯されるのは3ヵ所目で、11日点灯されます。
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