大阪府豊中市のマンションで、無職の男が父親とみられる男性の遺体を隠していたとして、9日、警察に逮捕されました。男は「年金がもらえなくなるので隠した」と供述しています。
逮捕されたのは、豊中市の無職・石山龍郎容疑者(45)で、同居していた父親の勝次郎さん(91)とみられる男性が死亡しているのを発見しながら、布団をかぶせて遺棄した疑いが持たれています。
9日午後、福祉事務所の職員が勝次郎さんを訪ねましたが、応答がなかったため、警察官と鍵を開けたところ、石山容疑者が室内にいて、ベッドの上からはすでに白骨化した遺体が見つかりました。
【近くに住む女性】
「息子さんがいたから私は安心していたんだけど。(勝次郎さんの)お弁当を配っていて、息子さんが受け取ってくれていたから」
石山容疑者は「年金や生活保護費がもらえなくなるので隠した」と容疑を認めていて、警察は詐欺の疑いでも調べる方針です。
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