約110年ぶりに解体修理が進められている奈良市の薬師寺「東塔」で、屋根瓦が取り外された姿が公開されました。
薬師寺の「国宝」東塔では、事前に申し込んだ人たちが素屋根の中に入って解体現場を見学しました。
東塔は薬師寺が創建された1300年前から現存する唯一の建造物で、塔の中心部を貫く心柱が空洞化していることなどから、約110年ぶりとなる解体修理が行なわれています。
現在は約3万3600枚の屋根瓦を取り外す作業が進められ、訪れた人たちは修理の様子に見入っていました。
【見学者は】
「歴史の重みに感動した。解体修理に巡り遭えて幸せで、とても良かった」
この公開は11日まで行われ、事前に申し込んだ1000人が訪れます。
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